麻生花帆ヘッダー
麻生花帆ヘッダー サイトマップ お問い合わせ
麻生花帆ヘッダー Biography Schedule Gallery Collaborative Projects Blog
Blog « 東をどり | メイン | お嫁さん候補?お婿さん候補? »

2010年05月02日


歌舞伎座閉場式当日

緞帳3.jpg
誰もがそれぞれの思いを胸に、幕が上がる前から興奮した空気が漂い、いつもの歌舞伎座とは全く違う場所のようでした。
幸運にも昼夜2回も拝見出来、いよいよお名残惜しい歌舞伎座・・・
この緞帳も今日が最後なんですね・・・

立方幹部による『都風流』
素踊りで、それぞれ異なる色無地なのですが、役者さんの個性に合った、「これぞ日本の伝統色!」と言う上品なお着物で、お揃いの袴がキリッと引き締まっていました。
お一人で踊られたり、連舞いにされているところもあり、最初で最後の華やかな『都風流』でした。
これだけの役者さんが揃って素踊りをされるのを初めて拝見したので、本当に個性が際立ち、面白かったです!!

次は女形幹部による『京鹿子娘道成寺』
5人で踊り分けられるとは伺っていましたので、引抜きの度に替わられるのかと思っていたら大間違いでした。
道行は福助さん。途中、スッポンから同じ黒の着付けで玉三郎さんが登場され、二人道成寺の形を取り、所化との問答は福助さん。
「花の外には」からは時蔵さん。とても上品な踊りでした。
長い乱拍子と急ノ舞も拝見したかったです!
衣装を引抜き、毬唄になると下手から玉三郎さんが登場し、福助さんも加わり華やかな毬つきです。
玉三郎さんの袂の使い方は流石ですね!!とても勉強になります。

全員引込み、「梅とさんさん」は芝雀さん。振出し笠のところは短くてあっという間です。
でも薄いピンクに紫の鹿の子の雲模様のお衣装がとても綺麗でした!

「恋の手習い」の口説きはやはり玉三郎さん。恋する女心をしっとりと表現され、うっとりです・・・
好みは色々とあると思いますが、玉三郎さんは周りの空気をも支配して一緒に動かしてしまう素晴らしい方だと思います。
途中から少し濃い藤色の福助さんが加わり、男女のやり取りを二人で表現されます。

「山尽くし」は時蔵さん、芝雀さんに始まり、玉三郎さん、福助さん、魁春さん総出演の艶やかなカッコの踊り。
「只頼め」は魁春さん。引抜いて薄墨桜の衣装になると再び玉三郎さんが出て、鈴太鼓の踊り。ここの中でぺたんと可愛く舞台に座られる姿と、最後の「花の姿の乱れ髪思えば恨めしやとて」の鐘を見ながら豹変していく玉三郎さんの表情はたまりません!!

そして最後の最後は鐘の上に玉三郎さん、魁春さん、台に時蔵さん、芝雀さん、一番下が福助さんと正に5人の花子が蛇の形となって鐘に纏わり付くと言う見事な演出でした。
これぞ閉場式ならではの道成寺です。


鐘と!.jpg
舞台が跳ねたばかりの舞台裏。
正にたった今、夢の世界へと誘ってくれていたその舞台に吊られていた道成寺の鐘。
大学生になってすぐ、道成寺を舞わせて頂いた時のことを思い出します。
本当に今日が歌舞伎座とさよならなんですね・・・


舞台裏.jpg
吊られていた沢山の桜も次々に片付けられて行きます・・・

沢山の夢を見させて頂きました。
今の私があるのも、間違いなく、この歌舞伎座でお芝居を観ていたからです。
有難うございました。
2年11ヶ月で新しい歌舞伎座が誕生するそうです。
皆様と楽しみに待ちたいと思います。
歌舞伎座閉幕式.jpg

日時: 20:06 | コメント (6) | トラックバック (0)

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kaho.jp/MT/mt-tb.cgi/606

コメント

お久しぶりです!歌舞伎座恥ずかしながら一度も行ったことはないのですが、残念です。新しく出来たら必ず行こうと思っています。ご活躍を陰ながら応援しています!

一日ですっかり廃墟の様になってしまった歌舞伎座の前を通ると胸が痛みますが、3年後には素晴らしい劇場になるのでしょう!!
私もそれ迄に少しは成長していないといけませんね・・・
頑張ります♪

きっとチケットを取ることはできなかったと思うけど、この閉場式の存在を知らなくてテレビで観て地団太を踏んでました。

去年、閉場される前に大好きな役者さんの大好きな演目を観ておくことができたので、一応心残りはないのだけど、やっぱり私でもあの空間がなくなちゃうのは淋しいです。
色々連れて行ってもらったりの思い出もたくさんあったのにな。

流石に関係者と言うか後援者がとても多かったかなぁ。殆どない当日券に、2日間も並ばれていたそうです。
3年後には新しい歌舞伎座が出来るから、また一緒に行こうね!!

私は昭和の時代に歌舞伎座様を見学させて貰いました九州のラッキー人です
歌舞伎座様の記録写真集とほぼ同じほどに見学出来た者です
あのころに写るんですの写真器があったらなと今思えば悔しい限りです
あの時は盆の体験もしております
あまりのスピードでこけてます

そうですか!貴重な体験ですね!!
そう言えば私も本当に小さい頃、市川染五郎さんの胡蝶で昭和の歌舞伎座の舞台に立ってましたね・・・
幼過ぎて眠かった記憶しか無いのですが・・・

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

 

トップページへ戻る

Kaho
藤舎花帆 Tosya Kahoページへ 麻生花帆 Aso Kaho ページ