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2009年02月03日


Thank you for coming!!

snowing.jpg
Londonでは記録的な大雪の中、バスも電車も止まってしまい、お客様はいらして下さるのかしら?と不安な気持ちの中で開演しましたが、予想以上の方々がいらして下さって感謝の気持ちで一杯です。
開演に先立ちSimonが挨拶をしましたが、East endでは休演が相次ぎこのLondonで芝居をしているのは私達だけだとか!
益々良い作品にしようと、休む間も惜しんで稽古が続きます。
press nightを4日に控え、Simonも気合いが入るのでしょう。

谷崎潤一郎の、「shun-kin」の、「陰翳礼賛」の日本美の世界を、日本を知らない外国の方々に理解し、そこに身を投じて楽しんで頂くことの難しさを改めて感じた2夜目でした。
明日も朝から手を加えますが、どの様にSimonが味付けをし直すのかとても楽しみです。

問題は非常に奥深い所にあります。
世界中何所でも絶賛されると言うのは本当に難しいことだと思います。
我々日本人は、例えば「京都」と聞いただけである特定のイメージが湧きます。
でもこちらではその様なベースとなる感覚が勿論ありません。それらを前提にした上で複雑に積み上げられて行く建造物達。
逆に、今作り直したものを東京公演でお客様はどう感じられるのか。
シンプルであることの大切さ、余白のあることの重大さを改めて感じた日でした。

日時: 10:24 | コメント (4) | トラックバック (0)

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コメント

イギリスで、奮闘していらっしゃるのですね。
雪の写真を見て、そちらの寒さが伝わってくるような気がしました。

ロンドンの舞台の具体的なことは、全然分からないのですが、非常にクリエイティブな体験をなさっている様子が、花帆さんの書き言葉を通じて伝わって来ます。


皆様の演技、演奏で、イギリスの方々にも日本の美の心髄の「何か」が、少しでも伝わったら、とても嬉しいですね。


御身体の体調の調整も大変だと思います。どうぞ、御気をつけて、舞台をお勤め下さい。
(何も分からない癖に)生意気ですが、もう、「成功」を信じております。

興味深く、またまた失礼します。外国で日本の文化を理解してもらい、感じ取ってもらう
ことは非常に大変ですよね。また、逆も然り!一つ言えるのは、あの雪の中、公演をした皆さんの熱意、また、それを見に来た観客の方々の強い興味、日本もまだまだすばらしいと思いました。

僕は、日本人と英国人の間に挟まって仕事をしているしているのですが、上記のコメントは考えさせられます。伝えたいメッセージは同じだとしても、伝えたい相手によって
うまく伝わるように、伝え方を変えないといけないことは多いです。でも、やはり一番大切なのは伝えようとする気持ちと表現力かと思います。

あと一点気になったことは、タバコです。出演者の方がタバコを吸われたときに、咳き込む人が何人かいまして、この辺は少し工夫のよちがあるかなと思いました。電子タバコはいかがでしょうか?(笑

http://wiredvision.jp/news/200806/2008061820.html

星を追うものさま
ご無沙汰して居ります。ロンドンは益々寒くなって来ましたが、舞台上では益々熱くなっています!
press nightも無事に終わり、Simonも喜んでいたのでそこそこの評価を頂けたのではないかと思います。

この作品に携わらせて頂けたことは私の人生の中でも、とても大きなポイントになると思います。そして小さい時にどうしても気になって仕方のなかった鼓を、日本の伝統芸能を続けて来て本当に良かったと、日本人の血が流れていることを、ここロンドンで誇りに思うことが出来ます。

気合いだけは充分なのですが、何しろ皆様に「天然!!」と突っ込まれる私ですので、いつ何が起きてもおかしくありません。早速入院もしてしまいましたし・・・でも1晩ですのでもう大丈夫です。
東京公演まで体力を付けて帰りたいと思います!

hiroshiさま
本当にいらして下さったお客様に心から御礼を申し上げたいと思います。いつも以上にお客様との距離が近くなったように感じました。

一昨年、ロンドンで稽古をしていた時も、「春琴」の英訳が日本語のニュアンスと違い、誤解されていると感じたことが幾つもありました。
微妙なニュアンスはとても難しいですね、そしてとても大切なことですね。
勿論伝えるのは言葉だけではなく、仕草や口調やゼスチャーでもあり、でも結局は心なのですが・・・

煙草の件、御指摘有難うございます。確かに風向きによって客席に流れることもありますので、早速伝えたいと思います。

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