
俗称「十二単」は正式名称を「五衣唐衣裳」(いつつぎぬ、からぎぬ、も)と言います。
実際は12枚も単の衣を重ねるわけではないのですが、『源平盛衰記』に、建礼門院入水の段で「弥生の末の事なれば、藤がさねの十二単の御衣を召され」と書かれているのがあまりに有名になったためだそうです。
最近では見える袖や裾の部分だけを重ねているものもあるのですが、今回は実際に宮内庁にお勤めの先生が着付けて下さったので、正式なものでした。
日本舞踊の『道成寺』や『本朝廿四孝』の着物も非常に重たいのですが、それ以上に重たくて、肩も勿論ですが、裾が日舞のものよりも長いので、四方から足も引っ張られている様な感じでした。
この装束だったら、日本独特の生活様式や文化、芸術が生まれるに違いないと納得です!

まず白の小袖に濃紫の長袴を履きます。袴と言えば朱色を思い出しますが、平安時代は結婚前の13、14歳まではこの濃紫だったそうです。嫁ぐと朱色の袴になるなんて意外でした。逆だと思っていたので・・・
その上に単を着て、更に5枚単衣を重ね、打衣、唐衣を着て、裳を付けます。
平安時代は裳を着用してから唐衣を羽織っていたそうです。
この日の総重量は15キロ強です(>.<)

見て下さい!この裳の長さ!!まるでダイアナ元妃のウエディングヴェールのようではないですか?
この装束を着て能の『羽衣』のキリを舞ったのですが、回ってもこの裳が付いて来ないので大変でした。しかも檜扇ですし・・・
非常に貴重な経験をさせて頂き、また着付けの先生に沢山のことを教えて頂いて勉強になりました!
因に女性の最高色は「白」で、この色は皇后様しかお使いになれないそうです。
「紫」の上が更にあったのですね!
日時: 22:20 | コメント (4) | トラックバック (0)



コメント
え~15kだとカホChanの重さと同じ位じゃ・・・
衣装では赤が一番重たいそうですね
でもどんな色にでもそまる白はサイコ~
投稿者: rei | 2008年12月24日 19:11
日本の伝統色は微妙な違いで本当に沢山の色がありますね。
それぞれに趣き深くなかなか選べません
投稿者: kaho | 2008年12月27日 23:03
きれいだねぇ。
私の振袖、「十二単仕様」だったの。
「仕様」だから重くはなかったけど
本物にも袖を通してみたいね!
投稿者: mio | 2008年12月28日 23:06
振袖で十二単ってどんな雰囲気なのかしら?
逆に見てみたいな(^^)
それは成人式の時に着たのかな?
投稿者: kaho | 2008年12月30日 00:27