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2008年01月24日


行方不明

fluteとpianoが奏でるJazzに支配されるcafeで『春琴抄』を読んでみた。

視界には東横線が走る。定期的に飛び込んで来る電車の音。
私の居場所は変わらない。
前から近付いては遠退く音の線、背後から迫っては通り抜けて行く別の線。
私の居場所は変わらない。
ただ通り過ぎて行く。いつものように。
何も変わらない・・・

薄暗い店内は年月を感じる温かい木の設えだが、ばらばらの机にばらばらの椅子が点在している。
目の前には小さな蝋燭のあかり。揺らめく陰が、やや妖しくテーブルに落ちる。

突然耳をつんざくような店員の声。

沢山の情報が、同時に、「私」と言う物体を目掛けて飛び込んで来る。
「私」の周りで物事が起こり、「私」の前で交差して行く。


「人は記憶を失わぬ限り故人を夢に見ることが出来るが生きている相手を夢でのみ見ていた佐助…」


ランプ、シュガー、ソトコト、ハニー、シガー、トランペット、フォト…

混乱、混沌、雑音、静寂、概念、信念、一念…

そして行きつく所は…

日時: 22:50 | コメント (2) | トラックバック (0)

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コメント

私もホテルから劇場に向かう途中の本屋さんで春琴抄を買い隣のマクドで読んでみた

想えば30年程前に初めて巡業で廻った出し物が春琴抄だったなと思い出しました
今回は思いもよらぬ演出及びキャストの方々なのでまるで想像がつかない

どうなるのかな・・・・

以前なさった『春琴抄』はどのような作品なのですか?

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