
『伝統を大切に そして 更なる希望と飛躍へ・・・』をテーマに三越美術部百年を祝い、舞と演奏をさせて頂きました。
この度のお話を頂いた時に、何か三越さんとの結びつきのあるものをしたいとの願いから、打合せを重ねる内に、三越は戦前まで作っていた歌舞伎衣裳を所蔵していますよ!とのお話を頂き、それでは実際に袖を通すことは出来ないでしょうか?とお願いしたところに始まりました。
全て手刺繍の衣裳は、今では作ることの出来ない高度な技術が凝縮され、また、非常に奥行きのある素晴らしい風合いです。
当時の職人さんのプライドと心意気と共に、これらを着ていらした名優の方々の誇り、息吹が感じられ、本当に貴重な経験をさせて頂きました。

まずは古典の集大成とも言える、「京鹿子娘道成寺」の一部を、約80年振りに袖を通す衣裳で、舞わせて頂きました。
これは今年の春、三越パリエトワールで行われた『歌舞伎衣裳展』でとても評判が良かったそうです。

百年の流れを経て、今創り出される現代の響きを表現したかったので、続いて新井光子さんのチェロ演奏と共に、新しい舞と鼓のコラボレーションを披露させて頂きました。
この日の為にトベタバジュンさんに曲をかいて頂きました♪
梅に乱菊模様のこの衣裳は、拝見した時にその斬新なデザインや色遣いにとても魅かれ、ぱぁ〜っと演出のイメージが湧きました!!
そして・・・・・・・・・・

道成寺では狂言模様の帯に、何と『花帆紋』を入れて頂きました(^.^)
「9つの音色」でお世話になっている書藝の中島宗晧先生に御願いし、まさに私だけの個紋を作って頂きました。
鼓の花輪は桜の花びらで、その下には調べで「花帆」の「花」の草書をあしらった素敵な素敵なデザインです。
三越の石塚社長始め、平山郁夫先生、芸大の宮田亮平学長、日本画の川崎春彦先生・・・存じ上げている先生方からもお褒めの言葉を頂きとても光栄に思って居りますが、この舞台を作るにも、本当に沢山の方々に支えて頂きました。
この場をお借りして、心より御礼申し上げます・・・
共同通信さんが取材にいらして下さっていたので、その日の内に出ていました。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007100901000754.html
日時: 22:09 | コメント (4) | トラックバック (0)



コメント
wondeful::: from san Francisco
投稿者: rei | 2007年10月14日 04:24
またなんとゴージャスなことをされているのですか
これは戻りですか
自分の紋まで作るなんて
お笛の先生の血を受け継いでますね
投稿者: Anonymous | 2007年10月31日 13:10
歌舞伎役者さんのような扱いですよね!
松竹衣装さんからのご提案なのです。
本当に沢山の方に支えて頂きました。
投稿者: kaho | 2007年11月01日 00:40
約80年振りに袖を通した瞬間はどんな感覚でした!
やはり何かビビっと来た物がありました?
投稿者: rei | 2007年11月07日 18:54