本朝廿四孝
お陰様で、無事に義太夫『本朝廿四孝』を踊り終えました。無事にと言うのも、骨折した膝がなかなか思うように動かず、立ち座りが不便だったので、どの程度踊れるか、実は自分でも心配で・・・
筋力不足に加えて、衣装や鬘が重いものですから、着ているだけでも精一杯・・・着せて下さっている松竹衣装の方が、『本当に重いよね~こんなの着てよく踊るよね~持ってるだけでも重いよ!!」と。男性にそう言われてしまっては、一体どうすれば良いものやら・・・でも幸か不幸か前半は人形振りなので、逆にその不自由さが良かったりして?因みに一番重いのは、「花魁を除けば、この廿四孝か道成寺か。やっぱり廿四孝かなぁ」と仰っていました。う~ん。やる前に聞くんじゃなかったなぁと思ったりして・・・
お忙しい間を縫って家元の市川染五郎さんに御指導頂きましたが、役者さんの目で仰るので、なかなか気が付かない点や、台詞の運び方など、とても勉強になりました。実はこの踊りを16歳の時にやっているのですが、改めて見直すことが出来、少しは成長したかな・・・と思いつつ。
前回とは義太夫さん、からみの方、人形遣い皆さんメンバーが違いますが、しっかりとサポートして下さって、なかなか良い舞台になったのではないかなと自負しています。とは言え、まだまだ学ぶべきことばかりです・・・
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